後悔しない幼稚園選びの極意 その5

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5回にわたってお送りしてきました幼稚園選び、いよいよ最終回です。

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後悔しない幼稚園選びの極意 その1

2014年4月18日

下調べは完了

第一志望、決まりましたか?

情報は出そろった。
見学にも、体験にも行った。
ここで直感的に決まれば問題なし。あとは受験に向けて準備していきましょう。

とはいえ、そう簡単にきまらないことも。

なにしろ、幼稚園はどこも一長一短
教育方針はいいけど、園舎がいまいち……。
とか、
すごく綺麗な幼稚園だけど、月謝がお高め……。
とか。

さて、どうやって決めようか。

悩んでしまったときは、とにかく書き出してみるのがおすすめです。
エクセルシートに、環境から月謝まで一覧にしてしまうのはもちろん、メモ用紙に単純に「短所」「長所」を並べるだけでも大丈夫。
とにかく悩んだときには可視化してしまうと頭がすっきりします。

書き出したらまずすること

物理的に無理がある幼稚園は除外していきます。
バスが必須なのにバスが来ないとか、予算に比べて月謝が高すぎるとか。
預かり保育が必要なのにない……とか。
「なんとか無理すれば……」というところは、よっぽど気に入っていれば残して構いませんが、つきあいは3年です。
結構長いので、ちょっとと思える無理も、度重なってくると負担になるかもしれません。

とはいえ、親が頑張ればクリア出来るところは、頑張ればいいと思います。子どものためを思えばなんとでもなります。
ただし、子どもにはあまり負担がかからないようにしましょうね。

さて、残った幼稚園。どう決めるか……

たぶん、短所と長所を並べているうちに、ママ的に「この幼稚園は好きだな~」とか「ここはいまいち合わない気がするんだよな~」とか、ざっくりとした好き嫌いが感じられませんでしたか?
この印象は結構重要。
基本的に「好きだな~」と思った幼稚園を重点的に考えて行きましょう。

「でも、子どもの好みで決めないと」と思ったアナタ。
子どもの好みを一番知り尽くしてるのは、間違いなくママです。
そしてだいたい、ママの好きなものは子どもも好きなのです。
なにより、体験などで訪問したときに子どもが楽しそうにしていた幼稚園=ママが気に入った幼稚園……じゃないですか?

強引な気もするので…

これだけだと強引な気もするので。
子どもはもの凄い適応能力を持っています。つまり、どこへ入れてもそれなりにその場所を楽しみます。
一方、親はそれほど適応能力が高くありません。
自分に合わない場所に適応する為には、なみなみならぬ努力が必要です。

ママが幼稚園に行くときに、暗い顔をしていたら……?

子どもも幼稚園を楽しめなくなってきますよね。
ママが幼稚園を好きで、先生を信頼できていて、ママ同士も良い関係が築けていれば、どんな立派な幼稚園にいくよりも、子どもは幼稚園のことを好きになるはずです。

それが子どもにとっても、一番いい幼稚園なんじゃないかな~と思います。

つまり。幼稚園はママの好みで選べ

ママが自分と子どもに合うと思える幼稚園にしましょう。
くれぐれも「あんたが行きたいっていったからでしょ!」と子どもを責めるようなことになってはいけません。
相手はまだ三歳児。数ヶ月で好みなんてコロコロ変わります。

あくまでも選ぶのは親が主体
パパとママでじっくり相談して決めて下さいね。

番外編

第一志望は決まったとして、現状、必ず入れるという園の方が少ないと思います。
バックアップ(滑り止め)は、常に頭に入れて置いて下さい。
「まさか落ちるなんて思わなくて……」と、三年保育に入りそこねる子を毎年耳にします。

また、途中入園というのも実は結構あります。
転勤などで退園される子は毎年数人いて、幼稚園によっては年度途中でも代わりに空き待ちをしていた子が入ってきたりもします。
案外入園直前の3月に転勤が多く、キャンセル待ちを受け付けている幼稚園の場合、そのタイミングで入れることもあるので、「どうしてもここに行きたい!」という幼稚園があるときには、調べておきましょう。

あとがき

おそらくこの一年は、毎日のように予定表とにらめっこしつつ、あっちこっちの入園案内を前に苦悩する年になると思います。

幼稚園は子どもの成長にとって、とても大切な時期。
通った幼稚園によって、子どもの性格も結構違ってくると言います。
ぜひ、ご家族に一番合うすてきな幼稚園を選んで下さいね。

幼稚園選びシリーズ

後悔しない幼稚園選びの極意 その1
後悔しない幼稚園選びの極意 その2
後悔しない幼稚園選びの極意 その3
後悔しない幼稚園選びの極意 その4
後悔しない幼稚園選びの極意 その5

 

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ABOUTこの記事をかいた人

薬剤師で小四&小二の男児と年中の女児、3児の母。 産後うつになりかけた経験と、地域の子育て支援活動のつながりから、ママがラクに楽しく育児できる方法を研究しています。 育児のモットーは「死ななきゃok」。