前回「後悔しない幼稚園選びの極意 その2」では、誰にでも当てはまる超重要チェックポイントをお話ししました。
今回の記事では「全員に当てはまるわけではないけど、各家庭の環境で重要になってくるポイント」をお話していきたいと思います。
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場合によって重要になるポイント
親の出番が多いか、少ないか
特に教会系の幼稚園に多いのですが、毎週日曜日の礼拝に親子で参加する必要があったり、バザーの出品物が凝っていたり……ということに始まって、役員や係などで園に行く回数も、幼稚園によって本当に様々です。
子どもと一緒にどっぷり園に使って楽しみたい…という場合には、出番が多い方がいいでしょうし、子どもが幼稚園に行ったら、ちょっとパートでも……という場合には、少ない方がいいでしょう。
これに付随して「手作り物が多いか、少ないか」も出てきます。
幼稚園によっては、子どもが幼稚園で使う布物はすべて手作り……というところから、レッスンバックも上履き入れも、防災ずきんカバーも共通のものを購入というところまで様々。
手作り好きの方は、購入だと物足りないかもしれませんし、苦手な方は、結構苦労することになるかも。
預かり保育は充実しているか
これも完全に園の方針ですが、「働くお母さんをサポートしたい」という幼稚園から、「基本は家庭保育。延長保育はどうしてもという場合のみ」というところまで。
後者の場合は、年少の間は夏休みまで預かり保育なしとか、あっても終了時間がとても早いとか。
働きたいママにはちょっと厳しい環境になりますが、子どもにもっと関わりたいというママには魅力にもなるかもしれません。
入園の優先に兄弟枠はあるか
特に下の子がいらっしゃる方は要チェック。今はいなくてもこれから二人目を……と考えている方も、気にして置いたほうがいいポイントです。
1歳差、2歳差の場合は幼稚園期間がかぶることになります。
二人が別々の幼稚園に行くとなると、ママの負担はとんでもないことに。
ヘタをすると、入園式や運動会がかぶってしまう……なんてことも。
人気のある園の場合は、兄弟優先枠がないと下の子が入れない可能性が出てきてしまいます。
3歳以上離れている兄弟の場合は、在園児の弟妹だけでなく「卒園児の弟妹」という枠があるかも要チェック。
幼稚園期間がかぶらなくても、上の子と下の子を同じ幼稚園に入れることができれば、制服やお道具など使い回せて金銭的にも楽だし、勝手が分かっているママも精神的に楽です。
出て行くお金も千差万別
入園金、教育費、設備維持費などなど基本的な金額は、入園説明会のときに話があると思います。
その他もろもろ、積立金や遠足費などをまとめて月々振り替えの金額は必ずチェック。
3年間毎月なので、結構チリも積もればなんとやらです。
ただし、もちろん幼稚園のなかで体操教室、英語教室などがある場合は、その月謝も含まれているので、比較の際には要注意。教室関係は、別に通わせるよりは安いことがほとんどだと思います。
で、案外説明会では話されないのに、出費になったりするのが「寄付金」。
宗教関係(教会、お寺など)の幼稚園に多いと思うのですが、義務ではないと言っても、ある程度支払うのが暗黙の了解になっていることも。
この辺りに関しては、在園・卒園児のママさんに聞けるのが一番確実です。
さて、次回はいよいよ体験入園&園内見学の際によーく見ておきたいポイントです。
→「後悔しない幼稚園選びの極意 その4」
幼稚園選びシリーズ
後悔しない幼稚園選びの極意 その1
後悔しない幼稚園選びの極意 その2
後悔しない幼稚園選びの極意 その3
後悔しない幼稚園選びの極意 その4
後悔しない幼稚園選びの極意 その5
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