母乳は確かにメリットがいっぱい。
でも初挑戦のママには、最初は本当に大変です。
軌道に乗ってくれれば楽なので、それまで、なんとか乗り切りましょう!
最初の試練は産んだ直後に…
出産してほっとしたのもつかの間。
赤ちゃんを胸の上に乗せてもらってカンガルーケア。
大仕事を終えたあとの、感動のひとときです。
……が、産院によってはここから母乳育児の試練がスタート。
「はい、ママおっぱいあげようね」
と、いきなり授乳開始。え? 今? ていうか、どうやって???
……でもこれ、母乳育児にすごく大事なことなのです。
助産師さんがサポートしてくれるので、お任せして、赤ちゃんに人生初の口からとる食物をあげましょう。
痛い!
おそらく、たいていの人の最初の感想はこれだと思われます。
か弱そうに見えて、赤ちゃんの吸い付く力はかなりのもの。
そりゃ、「飲まなきゃ死ぬ!」という勢い(ごもっとも)なので、理解も出来ようというわけで。
こちらの準備の如何に関わらず、がっつり吸い付いてくれます。
ただ、ここでがっつり来てくれた方が、母乳育児は成功しやすいと思います。
吸う力の強い赤ちゃんは、飲むのも上手でママをリードしてくれるおっぱい師匠です。
私もおっぱいのことに関しては、赤ちゃんの方がよく知っているような気がいつもしていました。
産院にいる間に出来るだけ練習すべし
母乳育児をすると決めたら、もう入院中は授乳室に住むくらいの勢いで、毎回通い詰めるのをおすすめします。
たいてい授乳室には助産師さんが数人待機していてくれるので、飲ませ方を教えてもらったり不安なことを相談したりと、フル活用しましょう。
普段の回診のときだと、あまりゆっくり話をすることができない場合でも、授乳をしながらだとのんびりお話も出来て、とってもおすすめ。
夜中起きるのがつらくても、どうせ退院したら赤ちゃんにつきあうことになるんです。
退院後が楽になると思って、別室の場合でも、夜中も赤ちゃんが泣いたら起こしてもらって直接授乳する方がいいと思います。
だって、ちょっと頭に浮かんだ疑問をすぐに相談できるのは、入院してる間だけなんですから。
退院しちゃったら、産院に電話を掛けて聞くか、受診するか。
新生児をつれてその労力は大変なものになります。
だから入院中に、ちょっとしたことでも全部解決しておくことをおすすめします。
さて、いよいよ退院……は続きの記事に。
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