赤ちゃんの生後六、七ヶ月健診って何をするの?

生後3~4ヶ月健診が終わって一息ついていたら、あっというまに6~7ヶ月健診。

6~7ヶ月健診と、9~10ヶ月健診は、自治体では無く個人で小児科へ受診してくださいという自治体も多いと思いますので、忘れないように気をつけましょう。

6~7ヶ月健診にいくタイミングは?

自治体で集団検診が設定されていれば悩むことはないのですが、自由に予約して行ってくださいといわれると、悩んでしまうのが、「いつ6,7ヶ月検診に行くか?」ということ。

発達や、育児について現在何か心配なことや、聞きたいことがある場合は、なるべく早く。6ヶ月になったらすぐ受診してかまいません。

逆に、できるだけ健診で合格の項目を増やしたい(発達は個人差があるので、もちろんその場で出来なくても問題ありません。ただ「う~ん、まだ出来ないね」と言われるのは、ママにとってもちょっとストレス。どうせなら、「うん。出来てるね。問題なし」と言われたいのが親心ですよね)場合は、7ヶ月の後半あたりに受けるのをお勧めします。

6~7ヶ月健診にいく場所は?

自治体によって異なりますが、集団検診の場合は、自治体の保健センターなどの会場。
個別検診の場合は、かかりつけの小児科で受診することになります。

私の場合は、3~4ヶ月健診の際に、6~7ヶ月健診と9~10ヶ月健診の無料受診票を配られて、それぞれで小児科に予約して受診してくださいという方式でした。

「六ヶ月になったのに、何の連絡も無い…!?」という場合は、一度3~4ヶ月健診で配られた資料を確認してみて、見当たらなければ、自治体の保健センターなどに問い合わせてください。
(都内の場合は、無料受診票が使えるはずなので、なんらかの形で配られていると思います)

どこの小児科に受診する?

これまでに病気やけがなどで小児科にかかったことがあれば、その小児科で受診してもいいですし、生後一ヶ月健診を受けた病院で、再度受診してもかまいません。
(私は、出産した病院の小児科で1ヶ月健診と、6~7ヶ月健診を受診しています)

事前に予約の電話を入れて置くことを忘れずに。

小児科は普通の時間に行くと、もちろん感染症などの病気で受診している子と一緒になってしまうので、余計な病気をもらってしまわないとも限りません。

可能であれば、予防接種や検診専門の時間帯や曜日を設定してくれている小児科に、その時間帯を予約して受診するのがおすすめです。
(多くの小児科が実施していると思いますが、事前に電話などで問い合わせておいてください)

特別な時間帯が無い場合には、なるべく人が少ない時間帯(月曜日の午前中、土曜日などは混雑しやすいです)に、待合室で待つ時間が極力少なくなるように気をつけてあげてください。

6~7ヶ月健診、当日の準備は?

基本的に体調が悪いと検診は出来ません。
体調が悪い場合は、連絡して一度キャンセルし、予約を取り直しましょう。

3~4ヶ月健診と同様に、ママ一人でも、もちろん問題ありません。
パパがお休みなら、一緒に行ってもらうと荷物を持ってもらうことも出来ますし、赤ちゃんの成長を二人で感じられるのでぜひご一緒に。

6~7ヶ月健診の持ち物

3,4ヶ月健診とほぼ同じですが、じっとしてくれない子が増えるので、おもちゃなどはぜひ持って行きましょう。

まずは通常のおでかけグッズ
・おむつ&おしりふき
・着替え
・授乳ケープorミルクセット
・ハンドタオル
・ガーゼ
・抱っこヒモorベビーカー(待ち時間が結構あるので、ベビーカーで病院に行く場合も抱っこヒモはあった方が便利だと思います)
・離乳食の時間にかかるようなら、離乳食

さらに、検診に必要な
・母子手帳(6,7ヶ月のページに記入しておきましょう)
・検診の受診票、アンケートなど(自治体から送られてきた物)
・赤ちゃんの診察券(病院で受診の場合)
・赤ちゃんの保険証
・乳幼児医療証

さらに暇つぶしグッズとして
・赤ちゃんの気に入っているおもちゃ
・絵本
など、持っていってあげると待ち時間も楽しく過ごせます。

これまでの健診と同様に、気になること、聞いておきたいこと、心配なことなどを聞き忘れないようにメモしておきましょう。
助産師さんやお医者さんに、いざ面と向かうと、赤ちゃんの面倒をみることでテンパってしまって、「頭の中が真っ白で何も聞けなかった…」なんてことが良くあります。

6,7ヶ月健診でやること

自治体や病院によって内容は異なると思いますが、うちの子どもたちが受診した際の内容を参考までに。

身体測定

身長
体重
胸囲
頭囲
の測定を行います。

ママは赤ちゃんを裸にするだけで、あとはスタッフさんがてきぱきとやってくれます。
泣いていても大丈夫。
ここでおむつを取り替えることになるの(全裸の場合は一度脱がしますし、おむつ一枚の場合はぬれていないおむつに取り替えてから計測します)で、おむつ一枚はすぐに取り出せるように用意しておきましょう。

ゆるやか~にでも、成長曲線に沿って増加していれば大丈夫。
母子手帳の後ろの方に「成長曲線グラフ」というのがあるので、そこに数値をポチっとしておきましょう。

助産師さんの面談

助産師さんとの面談では、赤ちゃんの成長具合を聞き取り調査されます。
(助産師さんのいない小児科では、聞き取りも小児科のお医者さんがされることもあります。この場合も、遠慮せずに気になることはどんどん質問しておきましょう)

母乳、ミルクの回数&量。
離乳食の進み具合はどうか。
ウンチの回数はどれくらいか。
発達の度合い(寝返りはするか?、ママに話しかけようとするか?、おもちゃに手を伸ばすか?、ママの顔や髪の毛に触ろうとするか?、いないいないばぁなどまねっこするか?、おもちゃを両手に持ってカンカンと打ち合わせるか?、おすわりするか?などなど)
これまでに病院の受診はあったか。
その他、何か困っていることはあるか?

発達の度合い聞き取りは、なかなか高度なことも聞かれて「いや、まだできません…」ってことも多かったのですが、「はい。まだですよね~」という感じで、特に問題ないようでした。
大まかにちゃんと育っていればOKという感じでした。

栄養士さんの面談

これは普通の小児科ではないと思いますが、同じ内容を小児科の先生が話してくれると思います。

離乳食の進み具合。何回か、何時頃か。
そろそろ鉄分が不足してくるので、鉄分をとらせましょうね~というお話や、そろそろ二回食にしましょうね、という進み方のアドバイス。

……ちなみに、私の場合、三人目は7ヶ月になってから健診を受けたのですが、このタイミングでまだ離乳食を始めていませんでした。
(始めようとしたらお腹をこわしたり、風邪をひいたりでなかなか始められず……)
が、とくに怒られたりはせず、「なるべく早めに始めてくださいね~」とアドバイスされただけでしたので、離乳食遅めな方もご心配なく。

小児科医の診察

聴診器で胸の音(心音、呼吸音)を確かめます。
軽く触って、頭にある「大泉門」の状態のチェックもします。

お腹を押して、内臓に異常が無いかのチェック。
股関節をぐるっと回して異常が無いかのチェック。
性器の状態もチェックしてくれます。

両手をつかんで身体を起こして、首がついてくるかのチェック。
首のすわりや、バランスの取り方など、全体の発達具合をチェックしています。

仰向けから寝返りをさせて、寝返りの状況、うつぶせにしたときに顔が上がっているかのチェック。
おいてあるおもちゃに興味を示すかのチェックもします。

仰向けにして、顔の上にハンカチをのせて、それを自分でとれるかどうか(ハンカチテスト)のチェックも。
赤ちゃんの機嫌によっては、ちゃんととれなくても、手を伸ばすなど反応していれば大丈夫。

お座りをさせて、お座りが出来るかのチェック。
これは両手で身体を支えていても大丈夫なので、一瞬でも大人が手を離した状態で座っていられれば合格です。
(うちは、あまりお座りの練習をさせていなかったので、「お座り練習させてくださいね~」と言われました。その後、2,3日練習したらあっという間に座れるようになりました)

最後にお口の中をチェック。
歯が生えているかなど。まだ一本も生えていなくても、もちろん大丈夫です。

予防接種の進行状況もチェックされますが、受けていなければ「忘れずに受けて下さいね~」くらいで終了だと思います。

6,7ヶ月健診の後は…

次は9,10ヶ月健診
うちの自治体の場合は、3,4ヶ月健診で受診票を渡されて、各自かかりつけで受診して下さいというやり方です。

次も自分で予約を取って、小児科に行くことになります。
忘れずに受診しましょうね。

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ABOUTこの記事をかいた人

薬剤師で小四&小二の男児と年中の女児、3児の母。 産後うつになりかけた経験と、地域の子育て支援活動のつながりから、ママがラクに楽しく育児できる方法を研究しています。 育児のモットーは「死ななきゃok」。