予防接種に関する超わかりやすいゆる解説シリーズ第2弾。
第一弾の「予防接種を受ける?受けない?~超わかりやすい・ゆる解説!」に引き続いて、今回は「定期接種」と「任意接種」について。
目次
定期接種と任意接種
赤ちゃんの受ける予防接種には「定期接種」と「任意接種」の二種類があります。
それぞれに何種類かあるのですが、そもそもこの違いが分かりにくいのが困りものですよね。
定期接種と任意接種の違いって?
「定期接種」は、決められた期間(生後5ヶ月から1歳までなど、そのワクチンの種類によって決まっています)であれば、基本的に無料で受けられます。
ほとんどの自治体では、郵送で「接種票」というのが送られてきて、それを近くの小児科に持っていくだけで、タダで接種してもらえます。
「任意接種」は基本的に有料。ワクチンの種類や、自治体によって一部助成があるものもあります。自治体の助成は、住んでいる自治体の中にある小児科で受けないと割引されないことが多いので要注意。
だいたい、助成があって割り引かれて3000円くらいから、高い物では13000円くらいまで、種類や地域によって色々。
定期接種は大事で任意接種は受けなくてもいい?
何となく補助金を出してまで受けないと行けないくらいだから、「定期接種」のほうが重要? なんて思いがちですが、必要性から言うと、どちらも変わりません。
単純に法律で制定されているかどうかの違いです。
新しくできたワクチンは、法律が追いついていなくて「定期接種」になっていないということもあります。
受けると決めたのであれば、「定期接種」も「任意接種」も、すべて受けることをオススメします。
もちろん「受けたいけど、金銭的な負担が厳しくて…」という場合には、無料の「定期接種」だけ受けても大丈夫。
定期接種と任意接種、それぞれのワクチン
「定期接種」と「任意接種」は、状況によって随時変更されます。
基本的には、「任意接種」だったものが、「定期接種」になることが多いですが、深刻な副作用が出た場合には「定期接種」→「任意接種」になることもあります。
(個人的には2010年、2012年、2015年で予防接種をうけていますが、毎回大きく変更されていて頭の中が大混乱……)
定期接種ワクチン
2015年5月現在の定期接種ワクチンは以下の通りです。
これらのワクチンは無料での接種が可能です。
- ヒブワクチン
- 小児肺炎球菌
- 四種混合(DPT/ポリオ)
- BCG
- MR(麻疹風疹混合)
- 水痘(水ぼうそう)
- 日本脳炎
任意接種ワクチン
2015年5月現在の任意接種ワクチンは以下の通りです。
これらのワクチンは基本的に有料ですが、自治体によっては一部助成がでて割引されることがありますので、お住まいの自治体へ確認してください。
- B型肝炎
- ロタウイルスワクチン
- おたふくかぜ
- A型肝炎
- インフルエンザ
まとめ
- 予防接種には「定期接種」と「任意接種」がある
- 「定期接種」は基本的に無料
- 「任意接種」は基本的に有料
- 必要性は「定期接種」「任意接種」で変わらない
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