つわりを乗り切る基本テク

どんなに嬉しい妊娠でも、つわりが酷い人は本当に死にたいくらい辛いことも。

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一方、まったくつわりなどなく、快適な妊婦生活を送る人もいて、自分がどちらになるかはなってみるまでわかりません。
ついでに、一人目はつわりがなかったのに、二人目は酷いつわりに悩まされる……や、その逆もよくあることらしいです。

つわりとは?

全妊婦の50~60%に訪れる、妊娠によって生じるむかつき、嘔吐、食欲不振などのことを言います。
つわりは、早い人で妊娠5週から始まり、7~9週がピークで、16週くらいまでに少しずつ良くなって行く人が多いようです。

つわりというと、洗面所でえづくシーンが思い浮かびますが、一般的な嘔吐つわりの他に、食べていないと気持ち悪いという食べづわり、とにかく眠いつわり、においが気になって仕方がない、よだれがとまらない、頭痛が続く、のどに何かが詰まっているような違和感が続く……など、人によって症状は様々です。

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どうやって乗り切る?

まずは、無理をしないこと。食べられるものだけを、食べられるだけとりましょう。
栄養バランスは気にしなくても大丈夫。まったく食べられなかったとしても、赤ちゃんはちゃんと必要な栄養をママからもらうことができるので大丈夫です。

ただ、水分だけはなるべく口にするようにします。
水分をとることで、逆に気分がよくなることが結構あるので、氷を口に含むだけでもいいので何らかの形で補給しましょう。

おなかがいっぱいになりすぎる&おなかがすきすぎると気持ち悪くなることが多いです。
食事の回数を「朝・昼・夜」にとらわれず、おなかが好いたときに、1日5,6回にわけてほどほどの量を口にしましょう。

寝起きの空腹時にも気持ち悪くなることが多いので、枕元にちょっと食べられるものを置いておき、夜中や朝方に一口たべて置くのもおすすめです。

つわりのときに食べやすいもの

胃腸炎などではないので、おなかに優しい物=食べやすいものではないことが多いです。
おかゆよりもフライドポテトとか。うどんよりもチャーハンやタイカレーとか。
ジャンクなものが食べたくなる&食べられる人も結構います。
固定観念にとらわれず、自分の直感を大事に、食べたいと思ったものを口にしましょう。

旦那様からは「気持ち悪いのに、なんでそんなものくってんの?」と言われるかもしれませんが、気にせず食べられるものを口にしましょう。
つわりとはそういうものです。
(私も一人目妊娠中はひたすらフライドポテトにはまり、最終的には旦那が家で冷凍フライドポテトを揚げてくれてました(笑))

湯気がほかほかしているものは、気持ち悪くなりやすい傾向があります。
おにぎりや味噌汁も、冷蔵庫で冷やしてからなら案外食べられたりします。

→つわりの時にオススメの食べ物はこちらも参考にしてみてください

とにかくやり過ごす

寝ていられる環境なら、寝ていてもok。
実家に帰れる環境なら、実家に帰りましょう。
とにかく生きていればokなので、なんとか1日をやり過ごすことが重要です。

調子が良くて外に出られそうなときは、ガンガン外出もしましょう。
お友達と会って遊ぶのもおすすめ。気が紛れると時間が早く過ぎます。
心配なら、エチケット袋を持って歩くと少し安心。
外出時は、においを軽減するため、マスクをしていくと少し楽です。
かいでいると気分がよくなるアロマオイルなどがあれば、マスクに少し垂らしておくと快適になります。

病院に助けを求める目安

水分が取れないのが1番危険です。
水分も一切受け付けなくなってしまったら、検診の時期を待たずになるべく早く病院に相談してください。
脱水になると、さらに体調が悪くなって、動けなくなってしまいます。
病院に行って、点滴で水分を入れてもらうだけでも、かなり楽になりますので、無理せず助けを求めて大丈夫です。

基本的につわりの時はつらいのが基本ですが、検診の際の尿検査で「ケトン」という物質が沢山尿に含まれていると、身体が飢餓状態になっている目安になりますので、病院のほうで対応してくれると思います。

この場合も、点滴をしてもらうことでかなり楽になります。

番外編。楽な吐き方とは

吐くなといわれても無理な話。ならば、少しでも楽に吐きましょう。

まずは、吐くときに鼻をつまんでみてください。
鼻に逆流して痛苦しいのが多少マシになります。

さらに、おなかに何も入っていないいわゆる「胃液しかでない」ときはかなり苦しいので、吐く直前に少しだけ水を飲みましょう
吐く物がないよりは、ある程度吐く物があったほうが楽です。

食べるものにも一工夫。
麺類は吐くとき結構つらいです。
なるべく良く噛んで細かくする、自分なりに吐きやすい食材をさがしてみる……など、色々工夫してみて下さい。

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ABOUTこの記事をかいた人

薬剤師で小四&小二の男児と年中の女児、3児の母。 産後うつになりかけた経験と、地域の子育て支援活動のつながりから、ママがラクに楽しく育児できる方法を研究しています。 育児のモットーは「死ななきゃok」。