妊婦検診ってどんなもの?

妊娠?と思ったら、まずどうすればいい?のページで妊娠を確認して、さあ、いよいよ産婦人科へ。
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……でも、普通に生活しているとあんまりなじみのない「産婦人科」。
なんだかあの内診台のイメージばっかりがあって、ちょっと怖い気がする……なんて人もいませんか?

妊婦検診、まず電話予約からスタート

まずは受診したい病院に電話をかけること。
このとき、
・最終月経開始日
・最終月経継続日数
・どうして妊娠に気づいたか
・その産婦人科で分娩予約もする予定か
……というあたりのことを聞かれると思いますので、準備しておきましょう。
その産婦人科(のある総合病院)の診察券を持っていれば、それも手元に準備してから電話をするとスムーズです。

このとき、最終月経開始日などはっきりと分からなくても、一ヶ月前くらいとか、●月の下旬だったと思う……という曖昧な感じでもたぶん大丈夫です。
なによりも、きちんと受診することが一番大切。
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妊婦検診……って、どんなことをするの?

いよいよ予約当日。保険証は忘れずに
妊娠初期のころは、経膣エコー(下からのエコー)なので、ワンピースやスカートなどで行くと着替えが楽です。
気になる方は、おりものシートを一枚ポケットに入れておきましょう。
(エコーが終わった後に出血したり、消毒薬がたれてきたり……なんていうこともあるので、エコー終了後に装着しておくと色々安心です)

まず、受付に行くと「尿検査」「血圧測定」「体重測定」をするように言われることが多いと思います。
(尿検査があるので、病院にいく直前にトイレにいくのはやめておきましょう。尿が出ないと結構苦労します……)

で、諸々検査が終わったら、いざ診察へ。
いくつか問診(どうして妊娠が分かったかとか、最終月経日とか……)をされたあと、いよいよ内診へ。
あの内診台に上がることになりますが、ポイントは力を抜いてリラックス
「緊張するなっていうほうが無理!」という感じですが、体に力が入っていると痛いらしいです。
もう、「まな板の上の鯉」です。ひとつ深呼吸でもして、あとは先生におまかせしましょう。

最初の内診では、子宮はもとより、卵巣などのチェックもされるのでちょっと時間がかかるかも知れません。
子宮がん検診を受けていない場合は、ここでついでに子宮がんの検査もすることになることが多いと思います。

エコーが患者側からも見える病院の場合は、ぜひしっかり見ておきましょう。
大抵の先生は、「ここが子宮で、これが赤ちゃんの入っている袋ですよ~」など説明してくれます。
前回の記事の通り、6週が過ぎている頃であれば、ここで赤ちゃんの心拍も確認できる可能性があります。

で、無事胎のう(赤ちゃんの入っている袋)や心拍が確認出来れば、いよいよ妊娠確定。
おめでとうございます!

初期のうちに血液検査も……

この診察と前後して、妊娠初期の血液検査をされると思います。
血液型、甲状腺機能検査、血糖検査、不規則抗体検査、貧血、各種感染症の検査など色んな検査をするので、結構血を抜かれます……。
そして、一番の問題。この検査の際に結構お金がかかります
場合に寄っては、2万円超になることもあるので、心配な場合は電話予約の際に「初診でいくらぐらいかかりますか?」と確認しておくと安心です。

長いおつきあいになるので…

最初はドキドキですが、これから長いおつきあいになる病院です。
気になること、心配なことは遠慮せずにどんどん質問しておきましょう。
心配&ストレスが妊婦さんにとっては、一番の悪影響です

母子手帳交付後は補助もあります

母子手帳をもらう際に、妊婦検診の補助券がもらえる自治体がほとんどだと思います。
これをつかえば、病院によっては自己負担0円になったり、多くても5千円程度で済むようになります。
本当は完全に無料にしてほしいところですが、その辺はまだまだですので、母子の健康の為、なんとかやりくりしてきちんと検診には通いましょうね。

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ABOUTこの記事をかいた人

薬剤師で小四&小二の男児と年中の女児、3児の母。 産後うつになりかけた経験と、地域の子育て支援活動のつながりから、ママがラクに楽しく育児できる方法を研究しています。 育児のモットーは「死ななきゃok」。