赤ちゃんをお風呂&シャンプー嫌いにしない超簡単テク!

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知っているとグッと楽になるのに、育児書には載っていないちょっとしたテクニックをご紹介。

第二回目は、お風呂に入れるときの押さえておきたいコツについて。
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赤ちゃんが大きくなってくると、だいたい「お風呂どうしてる?」というのはママの間での共通の悩み。
お風呂嫌いの赤ちゃんも結構多くて、ママもパパも苦労することも。
とくにシャンプー嫌いの赤ちゃんは多くて、ぎゃん泣きされることもしばしば。

この会話の時にママ友に話すと、絶対に「えー、うちもやっておけばよかった!」と言われる小技があるので、間に合う方は是非やってみてください。

すでにお風呂嫌いでギャン泣きなのよ!という場合には、このページとあわせて「赤ちゃんのお風呂嫌いを克服するための原因と対策」のページを参考にしてくださいね。

赤ちゃんは顔に水を掛けられるのが嫌い?

お風呂嫌いのちょっと大きくなった赤ちゃんは、シャンプーのときに頭からお湯を掛けられるのが、そもそもお風呂自体が「イヤ」になってしまう原因の一つみたいです。
そりゃ、息が出来なくなるし、ヘタすると目に入ったり鼻に入ったり飲んだりするし。
大人だって、シャンプーのときに頭から水を掛けるのは苦手という人もいますよね。
小さい頃は抱っこして顔にかからないようにシャワーをかけてあげることも出来ますが、大きくなってくると膝の上に抱くのも一苦労。
かといって、シャンプーハットを毎回使うのも面倒すぎますし。

ただこれ、実は生後一ヶ月の赤ちゃんだと、そんなに嫌がらないのです。

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慣れてしまえばそういうものとしか思わない

生後一ヶ月未満の赤ちゃんは沐浴といって、大人とは別のベビーバスでお風呂に入れます。
で、一ヶ月になると晴れて大人と一緒のお風呂デビューとなるのですが、この時からもうお風呂マスターへの道は始まっているのです。
赤ちゃんがお風呂嫌いになるか否かの分かれ目は、ここにあるといっても過言ではありません。

このときから、顔に水がかかるのが当然だと思っていたらどうでしょう?
ちょっとイヤだけど、お風呂って言うのはそういうものなんだと思って育つのではないでしょうか。

ポイントは、遠慮せずに頭からざばーっとお湯をかぶせること。

「えええー」「なにすんの!」「虐待だよー」という声が聞こえてきそうですが、たいていこの頃の赤ちゃんは、ちょっとびっくりした顔をするだけです。
案外泣きません。
何を隠そう、一ヶ月前までどっぷり水の中にいたのですから。

ほら、ベビースイミングだって似たようなことどころか、水の中で泳がせたりしますよね。

ただし注意しておきたいこと

やることはちょっと乱暴ですが、もちろん相手は小さな赤ちゃん。
気をつけておきたいポイントがいくつかあります。

まず一つ目は、頭を少し起こした状態で頭の上からお湯を掛ける
完全に水平だと、鼻や耳に水が入ることがあります。
縦抱きの状態でも大丈夫ですので、必ず身体を少し起こしてあげてください。

二つ目は、ちゃんと赤ちゃんにことわってから
「頭からざぶーんするよ~、せーの!」など、赤ちゃんにちゃんと言葉で説明してからかけてください。
赤ちゃん個人を尊重することになるのはもちろん、ちょっとずつ赤ちゃんも自分で準備するようになります。
1歳を過ぎる頃には、ぎゅっとおめめをつぶって覚悟を決めてくれるまでに。

三つ目は、シャワーよりは手桶、洗面器で
シャワーだと、ちょっと油断すると長くかけ過ぎてしまうことがあります。
赤ちゃんだって息を止めているのに限度があります。手桶や洗面器なら流量を調節しながら適度なタイミングで終わるので安心。

四つ目は、最後にほめて顔を拭いて上げること
「上手だったね~!」とか「さっぱりしたね~!」とかほめて上げて、すぐに顔を拭いて上げましょう。

これで、赤ちゃんもまんざらでもない様子のハズ。

小さいうちから習慣づけておけば嫌がらない可能性アップ

うちの子ども達はこの方法で、4歳になったお兄ちゃんも、絶賛イヤイヤ期の次男も頭からシャワーをざばーっと掛けられても不満ひとつもらしません(笑)
むしろ、初めて美容院に行ったときに、シャワーをされて顔に水がかからないことにカルチャーショックを受けていたようです。

プールで顔に水がかかるのはイヤみたいですが、お風呂にはそんな疑問すらわかないようで……。

これが出来ると、お風呂に入れるのは本当にラクです。
いちいち抱っこして仰向けにしなくて良いし、男の子なら頭から足までいっぺんに泡まみれにして、頭のてっぺんからざーっとシャワーをかければ、あっというまに終了。

小さい赤ちゃんはもちろん、イヤイヤ期前くらいまでは全然間に合うと思います。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。



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ABOUTこの記事をかいた人

薬剤師で小四&小二の男児と年中の女児、3児の母。 産後うつになりかけた経験と、地域の子育て支援活動のつながりから、ママがラクに楽しく育児できる方法を研究しています。 育児のモットーは「死ななきゃok」。