出産入院準備で必ず押さえておきたいコツと3つのポイント

出産入院準備のポイント

入院準備品は、基本的には35週くらいにはとりまとめて、旅行カバンあたりに詰めておきたいもの。

楽しみな反面、漠然とした不安も大きな出産入院準備。
とくに初めての出産入院は、どんな状況になるのか想像もつかなくて心配ですよね。
「そのとき」を落ち着いて迎えるために、覚えておきたいポイントと入院準備のコツをまとめています。

いざ入院になったときに慌てないために、入院準備のポイントをしっかり押さえて準備万端で挑みましょう。

出産入院準備はいつから?

基本的には35週くらいにはまとめておきましょう。
これ以降はどんどんお腹が重くなって動きにくくなりますし、35週をすぎるといつ陣痛がくるか分かりません。

出産予定日はあくまでも予定日です。
その日に産まれるというわけではありません。
タイミングは突然やってくるので、事前にきちんと準備をしておきましょう。

「切迫早産気味」と言われた場合には、特に準備は早めに早めに。
(ただし、無理がない程度にゆっくり行いましょう)

また、順調に経過していても、急な入院の可能性もないとはいえません。
可能な限り、準備は早めにしておきましょう。

入院準備のコツ

入院中に「あ、あれが必要だった!」と思っても、取りに戻るわけに行きません。
パパやおばあちゃんに持っていてもらおうと思っても、大抵は「どこに何が有るかわからない」状態なので、大変な苦労になります。

「ちょっと売店に……」と思っても、看護師さんに赤ちゃんを預ける必要があったり、産後の「歩くだけでがに股」の状態で歩いて行かなければならなかったりと、なかなか簡単に売店にも行けません。
必要になりそうなグッズは事前に余裕を持って準備しておきましょう。

基本的にタクシーか自家用車での入院&退院になることが多いので、旅行の荷物とは逆に、荷物の多さを気にするよりも足りないものがないようにもっていくほうが安心です。

入院の荷物は二つのバッグに分ける

入院準備の際に、バッグを二つに分けることを強くオススメします。

一つは小さめのバッグ。
こちらには、陣痛~出産翌日までに使う物をまとめておきます。

荷物はなるべく少なめにして、陣痛に苦しんでいる中、一人で病院に向かうことになってもさっと持って行けるサイズに納めましょう。
陣痛は突然やってくるので、誰かに付き添ってもらえるとは限りません。
陣痛の合間にタクシーで病院に向かうときに、1人で大きな荷物を持って行くのはかなり大変ですし危険です。

一泊用くらいのボストンバッグがあればそれでもOKですが、個人的には産後使いたいママバッグを早めに購入しておいて、それを流用するのもおすすめです。
サイズ的にもちょうど良いので、産後も活躍してくれて無駄になりません。

私は、レスポートサックのデラックスエブリデイをママバッグとして使用していたので、これに最低限のものをつめて入院しました。

小さめのバッグに入れておくもの

・母子手帳
・入院関係書類・出産一時金関連などの書類
・保険証・診察券
・タクシー代
・パジャマ1~2着
・マタニティショーツ1~2枚
・スリッパ
・ハンドタオル
・ペットボトルストロー
・筆記用具
・扇子
・ポケットティッシュ
・普段コンタクトの人はメガネ

もう一つは大きめのもので、出産翌日~退院までに使う物。

・着替え用のパジャマ
・着替え用のショーツ、ブラジャー
・洗面道具、入浴グッズ
・フェイスタオル、バスタオル
・退院時に着せたいベビードレスなど&退院時にママが着たい服
・おくるみ(退院時用)
・母乳パッド
・携帯、スマホの充電器
・靴下
・ボックスティッシュ
・ウェットティッシュ
・イヤホン
・綿棒
・ベビー爪切り、ピアバーユ(orランシノー)
・用箋挟
・メイク用品、スキンケア用品
こちらはあとから駆けつけてくるパパや、おばあちゃんに持ってきてもらいます。

こちらのバッグは荷物が多い人はスーツケースでもいいですし、ボストンバッグでもOK。
退院のときに、おむつやらお土産やらで結構荷物が増えているので、容量に余裕があるくらいがちょうどいいです。
大きめの紙袋も数枚入れておくと、出産祝いなどで荷物が増えても安心。

↓詳しくはこちらもあわせてご覧ください

入院準備品を早めに知って用意しておければ、安心じゃない?

指示されないけど持って行くと役に立つ出産入院準備品リスト

自宅の収納にラベリング

あまり知られていませんが、実はコレ、超重要な入院準備です。

パパや手伝いに来てくれるおばあちゃんに何がどこにあるかを説明しておいたり、タンスにラベルをつけておいたりと準備しておくと、追加で荷物を持ってきてもらうのがスムーズになります。
いきなり一週間ほど1人でお留守番することになるパパにとって、何がどこにあるか分からないのはかなり困ります。
自分のためでもありますが、パパのための入院準備とも言えますね。

産後にお手伝いをしてもらうときにも役立ちますので、妊娠中の時間があるタイミングでラベリングはしておきましょう。

万が一の緊急入院……なんてときにも、自分もパパもかなり助かります。

また、「これは必要かな……?いらないかな?」と悩んでおいていく荷物も、パパに「ここにこれがあるから、頼んだら持ってきてね」と伝えておけば安心。

携帯・スマートフォンは常にフル充電に

陣痛が始まると陣痛の時間を計ったり、関係各所に連絡したりと出番の多くなる携帯電話・スマートフォン。
100%に充電していても、あっというまに減っていきます。
出産までに充電が切れてしまったら、「生まれました」の連絡すらできませんし、生まれたて赤ちゃんの写メもとれません。

なるべく常にフル充電になっているようにすると安心です。
心配な場合は、予備のモバイルバッテリーを準備しておくとさらに安心できますのでオススメ。

まとめ

・入院準備は35週くらいをメドに。
・荷物はすぐに使うものと、出産後入院中に使うもので二つに分けて。
・自宅の収納には細かくラベリング
・携帯・スマートフォンはつねにフル充電にしておくこと!

出産入院準備のポイント

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ABOUTこの記事をかいた人

薬剤師で小四&小二の男児と年中の女児、3児の母。 産後うつになりかけた経験と、地域の子育て支援活動のつながりから、ママがラクに楽しく育児できる方法を研究しています。 育児のモットーは「死ななきゃok」。