妊娠に気づくタイミングは人それぞれ。
基礎体温も測って心待ちにしていた方は4週すぐに気づきますし、特に意識していなければ数ヶ月経ってからようやく「まさか!」ということも。
誰にでも訪れる「あれ?もしかして…」の瞬間。
嬉しかったり、驚いたり、ちょっと不安になったり。
一番始めにすることは…
検査! 病院! と思いがちですが、まずしなくてはならないのは「日常生活に気をつけること」です。
・不用意に薬を飲まない。急ぎではないレントゲン検査などを受けない。
・病院受診の際は「妊娠している可能性」を一応伝える。
・飲酒を控える。
・激しい運動は控える。
などなど。
いよいよ検査を…
まず、不妊治療などで定期的に婦人科に通っていた方は、そのまま婦人科の指示にしたがいましょう。たぶん「プラス一週間高温期が続いたら病院にきてください」とか言われていると思います。
そうではない、まったくフリーの方の場合。
まずは「妊娠検査薬」を使用します。妊娠検査薬にはいろいろな種類があって、それぞれにちょっとした特徴があります。
タイミング別おすすめ妊娠検査薬
▼妊娠4週前後(生理予定日ちょうどくらい)の方
本来なら、妊娠検査薬は全て生理予定日一週間後から使用可能ですが、一部早めでも反応してくれるものがあります。
ただ、あくまでもフライング検査なので妊娠していても反応しない「フライング陰性」になってしまう可能性は常にあります。(陽性がでれば、フライングでも陽性確定です)
→クリアブルー(楽天市場)
フライング検査予定の方は、二回入りを買って、陰性だった場合には一週間後にもう一度検査してみましょう。
▼妊娠5週以降(生理予定日一週間後~)の方
一般的に購入できる妊娠検査薬であれば、どれでも大丈夫です。
好きなものを購入して検査しましょう。この場合は、基本的に一回用でいいと思います。もう一回分残っても、あまり使い道がなくてもったいないので……。
→妊娠検査薬(楽天市場)
すぐ病院……?
お産激戦区と噂されている地域の方は、とりあえずすぐ病院に行きましょう。
分娩予約は先着順なので、ヘタをするとお産難民になりかねません。
そうではない場合は、少し余裕を持って5週目から6週目くらいに行くといい感じです。
4週前後だと胎のうの確認すらできず「妊娠はしてると思うけど、まだ確認できないね~」と言われて帰される可能性があり、6週にまでなると一緒に心拍の確認まで出来ることがあるからです。
(妊婦の検診って案外診察代を取られるので、一回節約するだけでも数千円違ったりします……。)
ただし、子宮外妊娠の場合危険を伴うので、なるべく6週までには受診をするようにしてください。
妊娠確認されたのに母子手帳もらえない?
病院で「おめでとうございます。妊娠してますね」と言われたものの……あれ、妊婦の象徴「母子手帳」は?
と思った方、いらっしゃいませんか?
母子手帳は自治体によって、そのまま産科でもらえる場合、証明書をもって区役所へ行く場合、区役所へ行って予定日を伝えるだけでもらえる場合がありますが、いずれにしても産院で指示をされてから受け取ることになります。
時期的には、病院によって
・心拍が確認出来たら
・12週の検診がすんだら
など、様々な基準があるようです。
理由としては、心拍の確認・12週が過ぎることで流産の確率がぐぐっと減るからでしょうね。