おなかも減っていないし、おしりも綺麗。
何で泣いているかわからないのに、どうしても泣き止んでくれない。
かわいそうで、胸が締め付けられるから、なんとかして泣き止ませたいけど、どうにもならない。
そんなときは……
「赤ちゃんを泣かせるなんて、悪い母親! 泣かせておいたらかわいそう」
なんていう概念は、このさいぽいっと捨てちゃいましょう。
泣いたっていいんです。というか、彼らは泣くことが仕事です。
感情表現も、コミュニケーションも、泣くことですべてをこなしているのですから。
おなかが減っていないか、おしりが汚れていないか。
暑すぎないか、寒すぎないか。乾燥しすぎてはいないか。(←この辺は、エアコン&加湿器に丸投げしちゃいましょう)
ざっと考えて、問題ないなら、きっと泣きたい気分なんです。
つらければ、ママも一緒に泣くもよし。
そんなこともあるよね~と、抱っこしてゆらゆらしてあげるもよし。
「なんとしても泣き止ませなきゃ」なんて、焦る必要はありません。
泣いてる赤ちゃんを放置するなんて、親として失格?
放置してないでしょ?
どうしたのかな?って気にしてる。
だから大丈夫。
ただ、余裕があれば抱っこしてあげてくださいね。
赤ちゃんは本当に、ママの抱っこが大好きだから。
授乳が苦じゃなければ、母乳の人ならとりあえずおっぱいをしゃぶらせて、泣き止ませるのも一つの手段。
おなかが減っていなくても、ちゅぱちゅぱしてると安心するんです。結構泣き止む率高いです。
でも、サイレントベビーになるんじゃ…
よく、泣いても放置していると「サイレントベビー」になると言います。
そりゃ、完全無視を続けていたら赤ちゃんだって、やさぐれたくもなるでしょう。
でも、それはなんとしても泣き止ませなきゃいけないということではありません。
手が離せないときは「ちょっとまっててね~」と声をかけてあげるだけでも良いのです。
(がんばって待っててくれたら、後からいっぱい抱っこしてあげてくださいね)
ママだって尊重されるべき一個人です。
すべてをなげうって、泣いている赤ちゃんの為に尽くさなければならないわけじゃありません。
危険がないのであれば、少しくらい泣かせておいても大丈夫。
ただし!
普段と明らかに違う泣き声の時、異常に泣き止まないときは、どこか具合が悪いのかもしれません。
不安になったら、小児科にいって診察してもらいましょう。
応急処置の専門の方に、ママの直感が一番正確だと聞きました。直感的に「これはおかしい」と思ったら、ためらわずに受診してください。